はじめに
AWSの代表的なストレージサービスについて、よく知らなかったのでまとめてみた
まとめ
一般的なストレージのタイプ
ブロックストレージ
- データを物理的なディスクにブロック単位で管理するストレージ
ファイルストレージ
- データをファイル単位で管理するストレージ
オブジェクトストレージ
- ファイルを「オブジェクト」単位で管理するストレージ。オブジェクトとは、メタデータとファイルをひとまとめにしたデータ。
Amazon EBS(Elastic Block Store)
- ブロックストレージサービス
- ブロックストレージとは、「ブロック」の単位でデータを保存するストレージ
- 1つのEC2(インスタンス)に1つ割り当て可能
- ただし、マルチアタッチ機能により複数同時アタッチも可能なケースも有る
- 同じAZ内のEBSしかアタッチできない
- 別なAZに移す場合にはスナップショットをとって新規に作る必要がある
- 代表的なボリュームタイプが複数存在する
- 汎用SSD
- 汎用タイプ
- 3〜16000 IOPS
- プロビジョンドIOPS SSD
- 最も高性能なタイプ
- 50〜64000 IOPS
- スループット最適化HDD
- 1TBあたり 40MB〜500MB/秒のベースライン性能
- Cold HDD
- 最も低コスト
- 1TBあたり 12MB/秒〜250MB/秒のベースライン性能
- 汎用SSD
- ベースライン性能とバースト性能
- バースト性能
- 一時的な処理量の増加に対応
- ベースライン性能
- 普段の処理用
- バースト性能
- EBSで何が拡張・変更できるのか
- 容量
- 拡張はできるが縮小はできない
- ボリュームタイプ
- 容量
- 可用性・耐久性・セキュリティが高い
- SLA:99.99% / 月
Amazon EFS(Elastic File Server)
- ファイルストレージサービス
- EFSの構成要素
- ファイルシステム
- NTFSやAPFSなどの方式
- マウントターゲット
- マウントに必要な情報
- セキュリティグループ
- 通信制限などの設定
- ファイルシステム
- EFSのパフォーマンスモード
- 汎用
- 最大I/O
- 数百〜数千台といったクライアントから同時にEFSへアクセスがある場合などに利用
- PercentIOLimitメトリクスで要否を判断するとよい
- 数百〜数千台といったクライアントから同時にEFSへアクセスがある場合などに利用
- EFSのスループットモード
- バーストスループット
- プロビジョニングスループット
Amazon S3(Simple Storage Service)
- オブジェクトストレージサービス
- ファイルストレージサービスっぽいけどちょっと違う
- 構成要素
- バケット
- フォルダみたいなもの
- オブジェクト
- ファイルみたいなもの
- メタデータ
- オブジェクトの管理情報
- バケット
- S3の整合性
- 結果整合性方式を採用している
- 要はラグる
- 結果整合性方式を採用している
- ストレージクラス
- S3標準
- 低頻度アクセス
- Inteligent-Tiering
- Glacier
- Glacier Deep Archive
- ライフサイクル管理
- 移行アクション
- 利用頻度に応じてストレージクラスを変更するオプション
- 有効期限アクション
- 指定された期限を超えたオブジェクトを削除するオプション
- 移行アクション
- バージョニング
- Webサイトホスティング機能
- アクセス管理機能
- バケットポリシー
- 独自の記法で、アクセスできる条件を細かくセットできる
- ACL
- オブジェクト単位で公開・非公開を設定できる
- バケットポリシー
最後に
S3が全然Simpleじゃない